Wii(ウィー)

2007年の総評 Wii

 2007年は362万台、累計462万台を売り上げ、躍進の年となりました。日本では互換性の威光はあり感じませんでしたが、既にゲームキューブの累計台数をあっさりと抜きました。据置市場ではマイノリティな存在でしたが、それを吹き飛ばしたのはWiiの(性能ではない、遊びの幅を広げる)ポテンシャルがそれだけ高かったことの証明でしょう。
 ソフトは900万本を越え、PS2に肉薄する本数を売り上げました。そのことからも世代交代が急速に進んでいることを伺えます。しかし、今年10万本以上売り上げたサードパーティソフトがドラゴンクエストソードバイオハザード アンブレラ・クロニクルズの2本しかないのは少々寂しい限りです。この辺りは2年前のニンテンドーDSと同じく、ファーストが頑張って売れるモノを作り、サードが売れるための土壌と道を造っている過程だと解釈すれば仕方がないことなのかも知れません。サードパーティはWiiの、というよりもオリジナリティ溢れる飽きさせないゲームを一日も早く完成させて欲しいところです。
 ところで、当の任天堂としても売れずに困っているソフトがあります。それはゼルダの伝説トワイライトプリンセスファイアーエムブレム暁の女神のような従来路線のゲームです。確かに、Wiiでは新しい操作法などの提案によって躍進しました。また、岩田社長も「従来路線のゲームだけでは市場は縮小する一方だ」とは言っていましたが、それはあくまでも“だけでは”であって、従来路線のゲームを否定していません。つまり、従来路線のゲームとの共存(ライトゲーマーがコアユーザーになった時の受け皿としての従来路線のゲームは必要)という姿勢でした。しかし、蓋を開けてみれば想像以上にライトユーザーが占めてしまい、一方のコアユーザーの一部はWiiを敬遠する事態になり、結果、ゼルダ等のセールスは芳しくありませんでした。
 Wiiによってゲームに目覚め、そのユーザーがWiiに物足りなさを感じて他陣営のハードに鞍替えされないためにも、任天堂はもっとWiiでもコアユーザーに満足できるソフトが揃っていることをアピールするべきでしょう。

2010年3月 4日|

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スマブラX 不具合の原因

 昨日発売されたスマッシュブラザーズXですが、ファームの更新による再起動以外にも、Wii初の2層ディスクを採用したことにより、「ディスクが読めない」「動画がカクカクする」「フリーズする」等の苦情が2chを初めとしたサイトで取り沙汰されています。
 これに対して任天堂はWii本体とスマブラXのディスクを着払いで送ってもらうという施策を当日から実施しておりました。そして、その翌日には原因を究明し、お知らせページにて原因を公表するという迅速な対応を見せました。
 その原因は読み取りレンズに、タバコのヤニやホコリ等の汚れが付着しているものが多く、レンズのクリーニングで対処できるとのことでした。つまり、使用状況が健全ならばこの現象は起こらないことになります。が、テレビ周りにあるレコーダー等のAV機器に比べて脆弱感が否めません。この対策が出来ているのか、ヤニや埃の不着量の増加なのかは解りませんが、初期のハードにこのトラブルが多いようです。
 しかし、迅速に原因が解ったからといって、諸手を挙げて喜ぶわけにはいきません。Wiiには通常の方法ではレンズをクリーニングすることは出来ませんので、この現象が起きてしまえばWiiを任天堂に送らなければならず、一週間程度Wiiの無い生活を強いられます。また、特に2層ディスクの場合、同じ環境である限り再発する可能性も高いです。その度に任天堂に送るとなると、ユーザーも手間な上に、任天堂も往復の送料や人件費などの発生でどちらにしろ良くない結果になります。
 ユーザーの当面の対策としてはたばこや埃の少ない動作環境を整えることです。健康にも良いですしね。一方の任天堂側にはユーザーが簡単にクリーニングできる商品の開発を進めて欲しいと思います。尚、その商品は有償でも構いません。他のクリーニング商品と同列で扱って構わないと思いますので。ただ、その手段が無いことが問題なのです。

2010年3月 2日|

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スマッシュブラザーズX 初回起動の罠

 明後日発売予定のスマッシュブラザーズXが一部のハードで動かない可能性がある、と騒がれています。しかし、取り立てて騒ぐほどのことではありませんでした。
 この症状はWii本体の更新を長らく行っていない場合、本体の更新終了後に一旦電源を長押しして強制終了しなければならないというものなので、パソコンを使用しているユーザーならアプリケーションのインストールなどで再起動しているのと同じなので、あまりエラーとかバグとかには感じないでしょう。
 しかし、パソコンに馴染んでおらず、Wiiスポーツ以降暫く触っていないというユーザーも存在するのもまた事実です。そういう人たちはこのエラーは衝撃に感じる可能性もあります。どのように対処すればいいのでしょうか?
 実はその対処法として、“大乱闘スマッシュブラザーズX」Wii本体更新に関するご注意”という注意書きの紙が同梱されています。その手順に従って対処すれば、対応することが出来ます。また、その手順も、

    1,電源ボタンを4秒間押す
    2,一度ディスクを取り出す
    3,再度ディスクを入れる

と非常に簡単ですので、あまり戸惑うこともないでしょう。
 取り敢えず、必要以上にバグだの不具合だのの騒ぎに惑わされず、冷静に購入の是非を検討されることをお奨めします。

2010年2月29日|

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WiiFit門戸解放

 任天堂は、WiiFitを特定保健指導システムの分野で利用するWiiFitからだチェックチャンネルを開発したことを発表しました。このWii専用チャンネルは、NEC・パナソニックメディカルソリューションズ・日立製作所の3社より、健康保険組合もしくは特定保健指導サービス機関向けに、2009年4月から提供開始される予定です。
 任天堂は、Wii本体を用いて簡単に保健指導を受けられるインターフェースと、WiiFitが計測する体重推移や運動データをインターネットを介して保健指導者へ提供のシステムと、Wii専用アプリケーションWiiFitからだチェックチャンネルの開発を、NEC・パナソニックメディカルソリューションズ・日立製作所は、このチャンネルに対応した特定保健指導システムを各社個別に開発をそれぞれ担当しています。
 今後はWii側で保存されている測定データをPCに転送して個別に分析したり、医療機関の指導履歴に使用したりと様々な応用が考えられます。

 発売当初、任天堂は他社との提携に消極的でした。しかし、WiiFitは日本だけで300万台を販売し、提携要望の波に抗いきれなくなったと推察されます。今後は健康管理がよりいっそうし易くなっていくと同時に、個人情報の管理もしっかりとしていかないといけません。
 因みに、歩いてわかる生活リズムで計測された歩数データも連動する予定です。

2010年2月27日|

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Wii 国内販売500万台突破

 世界中で超品薄に陥ってしまったWiiは、ソフトでも生産が間に合わず、かなりの機会損失が発生しました。あぁ、勿体ない。というよりも、私が株主なら怒り心頭になってそうです。因みに損失額は推定10億ドル以上はほぼ確実です。あぁ、勿体ない。
 日本では比較的潤沢に供給されていますので、2年前のニンテンドーDSのような騒ぎにまで発展するようなことはなく、ほぼ順調に欲しい人が購入できた模様。その甲斐あってか、あっさりと国内販売台数を500万台の大台に乗せました。発売後60週目での達成は据え置き機ではPS2の66週を越え、史上最速を達成しました。しかも、PS2はDVD再生機専用で購入したユーザーも少なからず存在したことを考えれば、ゲーム専用機でこの普及スピードは尋常ではないかと思います。
 さて、過去の既定路線で言えば、次の600万台突破で勝ち組の仲間入りを果たすことになりますが、ロードマップから外れたWiiがこの定義に当てはまって安泰、といくのでしょうか?それともHDゲーム機(PS3Xbox360)との棲み分けが進んでいくのでしょうか?マラソンでも走りきるまでわかりませんからねぇ。

 昨日任天堂が第三四半期の発表をしましたが、やはりと言うべきか、上方修正になりました。純利益は円高差損のため据え置いています。
 任天堂は前期からの2年の間に既に7回もの上方修正を行っています。任天堂が堅実な業績予想をしていると言うこともありますが、予想以上のムーブメントの結果でもあります。ただ、流石に来期からは大幅な伸びはないのでは、と思っているのですが、海外がまだまだホットなので、もう一段伸びるかも知れませんね。
 今低調な株(但し520万円)を買うのも手、かも知れませんよ。但し、自己責任でお願いします。

2010年2月25日|

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社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』

 社長が訊くシリーズにいよいよスマブラXが登場しました。本来ならもっと早い時期(二週間くらい前)にあるのでは?と期待していたのですが、思っていたよりもギリギリにスタートしました。
 その中で驚いたのは、岩田社長が「Wi-Fiのタイトルとしてスマブラが作られるようにプッシュしている」という表現で発表したと言うことです。なぜかといいますと、私の知る限りサイトやゲーム雑誌では「スマブラがレボリューションWiiのコードネーム)で発売決定」「スマブラの新作は次世代機のロンチタイトルへ」等という衝撃タイトルと共に載っていた記憶しか残っていないからです。
 まぁ、実際にマスコミが勝手に作った既成事実のお陰で“桜井さんの退路が断たれた=スマブラの開発をスタートせざるを得ない状況になった”という図式が出来上がりましたが。
 一方、任天堂でも例を見ない、1つのゲームのためだけの人材募集を行ったのも、岩田社長の肝の据わった方法だなと、感心させられました。更に、いくら桜井さんがディレクションに秀でているとしても、ここまで信頼されているというのもまたスゴいと感じます。
 スタッフロールは700人くらいと零してしまっていましたが、どうせ最初から全員スタッフロールに登場しないでしょう。果たして、どれだけのユーザーが全員登場するスタッフロールを見ることが出来るのでしょうか。まぁ、見たとしても私には(ゲームキューブ版のDXの時は)殆どわからなかったんですけどね。

2010年2月24日|

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セガ、相次いで発売日を延期

 セガが2月に発売を予定しているドラマチックダンジョン サクラ大戦DS~君あるがため~(以下サクラ大戦DS)と不思議のダンジョン 風来のシレン3~からくり屋敷の眠り姫~(同風来のシレン3)の発売日が延期になりました。
 サクラ大戦DSは2月21日から3月19日へ、風来のシレン3は2月28日から6月へ変更されます。
 サクラ大戦DSは何となく延期の予感はしていましたが、それでも決算までに発売し、且つ春休み前の時期、しかも祝日前のタイミングになんとか漕ぎ着けたいという気合が感じられます。但し、その目論見が外れて4月以降に再延期、ということになれば、ファンからの失望は免れないでしょう。
 一方の風来のシレン3は思い切って4か月も延期しました。予定を大幅に遅らせる重大なバグが発生したのか、或いは全体的な見直しの必要に迫られたのかは分かりません(公式発表では「ソフト内容の一層の充実とクオリティの更なる向上を目指すため」となっています)が、開発会社としては定評のあるチュンソフトとしては少し見通しが甘かったような気がします。なんだか数日前に公開されたファミ通.Comの映像インタビューが虚しく感じます。

2010年2月22日|

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WiiはDVD再生機能を有している

 前々から気にはなっていたことですが、昨年あたりからアングラサイトにてWiiでもDVDを見ることができるように改良できるというソフトウェアが配布されるようになってきました。しかも、最近では(コンピュータに強い方なら)非常に簡単に改良できますので、WiiでDVDを見るために改良している方が増えているようです。そして、Wiiリモコンでの操作も意外と快適とあって、Wiiのある部屋にDVD再生機がない方には結構重宝されているようです。

 ところでここまで読まれた方は、「ソフトウェアをインストール(+α)するだけでDVDが見れるのなら、最初から見れるようにすればいいのに‥‥」という疑問が当然のように湧くはずです。任天堂も殆ど手間をかけずに再生機能を標準装備にでき、それをウリにすれば更にWiiの知名度上げることができるはずなのに、それを敢えてしていません。
 しかし、そこにはカラクリがあります。実は、DVD再生装置にはDVDフォーマットに関する特許共同ライセンスというものが存在しています。そしてそのライセンスのロイヤリティーは、DVD-VideoプレーヤーおよびDVD-ROMドライブが販売価格の4パーセント(最低金額4ドル:約360円)などとなっていますので、Wiiの場合は約1000円の支払いが生じてしまいます。その金額を何らか(定価が高くなる・機能が低下するなど)の形でユーザーが負担するとすれば、全てのユーザーが享受できますか?という話になってしまいます。

 DVD再生装置はDVDプレーヤーやPS2はもとより、PCやHDDレコーダー等、1家族で複数持っていることも珍しくなくなりました。それなら無理にライセンス料を上乗せするよりも機能強化等に投資した方が有意義だろうと判断したとすれば、その考え方は強ち間違えではないと思います。そして、DVD再生機能搭載のWiiの発売を未だに先延ばしにしているのも、Wiiの購入者がDVD再生機能の有無を理解できずに間違って買ったりすることを懸念している可能性もあります。ゲーム機に詳しい方には想像できないかも知れませんが、ゲーム機初心者はセンサーバーの置き方すら分からないという方も結構います。
 ですので、あらゆるリスクをできるだけ回避するために、多少の機会損失を覚悟しているのではないでしょうか。個人的にはDVD再生機能搭載機もあったほうが良いとは思いますが。

 取り敢えず、以上の観点から、任天堂はDVD再生機能搭載よりもカラーラインナップが登場する方が先になるのではないか、と思います。ただ、それよりも世界的な品薄の解消が先の課題になりますが。

2010年2月22日|

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大乱闘スマッシュブラザーズX 発売延期

 大乱闘スマッシュブラザーズXのCMが正月明けより開始され、いよいよカウントダウンモードに突入という感じになってきました。また、Wii×フレッツのCMにもスマブラXがモデルケースとして登場し、WiiスポーツWiiFitと同等に第一線級の期待を抱かせます。
 スマブラの対戦の面白さは既に折り紙付きですが、常に複数人の対戦が出来る環境が整うとは限りません。そこでその対戦が常時可能になる手段として、今作からネット対戦対応になり、更に対戦に明け暮れる日が訪れるでしょう。当然1人用でもモードが充実していますので、ネット環境がない人でも今までと同等以上に楽しめるでしょう。

 しかし、ここで残念なお知らせが発表されました。2007年内の発売予定が1月24日に延期されていましたが、この土壇場にきて1月31日に再延長されました。
 その理由として、マスターアップが予定日に間に合わず、発売日の延長or初回出荷を減らしても24日に強引に発売する、等の案を検討した結果、延期を決断するに至ったようです。実は、CMでも「もうすぐ発売」となっていて、明確な発売日の告知がありませんでした。このようなところからもギリギリまで検討したことが伺われます。
 少しでも早く遊びたい、という気持ちはありますが、初回出荷を揃えられずに混乱を起こした結果、ブランドイメージが低下した事例は過去にも存在します。そういう意味では今回の英断は恐らく正しかったのではないかと思います。
 発売延期は残念ですが、ほんの一週間です。寛大な気持ちで待ちましょう。

2010年2月15日|

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モンスターハンターG 発売日決定

 PS2で発売されたモンスターハンターGWiiに移植されるという話はご承知の通りだと思いますが、この度発売日・価格も決定しました。
 発売日は4月23日、価格は3900円となります。発売日に関しては決算に計上するために滑り込むようなことはないので作り込みの方は問題なさそうですし、価格も移植作とは言え安価に抑えられていて、カプコンの力の入れ具合が伺えます。更に、このソフトには最新作モンスターハンター3の体験版も同梱されるという椀飯振る舞いです。
 更に“モンスターハンターG スターターパック”として、オリジナル仕様のクラシックコントローラを同梱したお得なパックも用意されています。価格は5240円となっており、バラバラに購入するよりも550円もお買い得となっています。ただし、クラコンが特別仕様ということもあり、数量限定となっています。このソフトはクラコン専用となっていますので、クラコンを持っていない方は是非ともこの機会にゲットして下さい。
 モンスターハンター3の前哨戦となるだけにカプコンはこのソフトに対して戦略的に取り組んでいます。がその一方でネットワークは有料になる感じです。無料だと悪意のあるユーザーの排除に一定以上の費用をかけられないという事情も分からなくもないのですが‥‥。せめてその費用はソフトの価格同様安価に抑えて欲しいところです。

2010年2月15日|

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