プレイステーション

2007年の総評 PS3

 2007年は120万台、累計167万台を売り上げました。ソフトは180万枚しか売れず、不振を極めましたが、このソフト不足が叫ばれ続けた一年で、120万台もよく売れたと、逆に感心しきりです。その一部はPS2の買い換えついでにPS3を選択したり、PS3の大作続編への正統進化に期待した先行買いだったと思います。
 しかし、昨年はみんなのゴルフ5真・三國無双5グランツーリスモ5プロローグなど、PS2ではミリオン連発ソフトを投入したにも拘わらず、PS3ではロケット花火程度の効果しかありませんでした。
 しかし、PS3にはまだまだ弾は沢山残っています。今月末にはデビルメイクライ4が、その後も龍が如く見参!メタルギアソリッド4バイオハザード5が控えています。更に2009年にはあのファイナルファンタジーXIIIも多分発売されるでしょう。
 新型PS3の効果にこれだけ続編が控えているのだから、より綺麗に・より豪華に進化することを願っているユーザーにとっては2008年は躍進の年になるではないでしょうか。

2010年2月31日|

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2007年の総評 PSP

 2007年のPSP本体の売上は300万台以上に達し、本体はかなり好調に売れています。そしてソフトもモンスターハンターポータブル2が150万本と群を抜いて好調に売れ続けています。恐らく3月発売のMHP2ndGまでこの勢いは持続することでしょう。
 しかし、一方で、その他のソフトが売れていません。2番手にはファイナルファンタジーシリーズの2本が続いていますが、それにしても70万本と30万本です。あとは20万本にも満たない寂しい数字が並んでいます。実際に2007年に売れたPSP用のソフトは442万本です。MHP2の分を差し引くと290万本、PSPの販売累計台数どころか、今年のPSP販売台数すら届いていません。いったいこの人達は何を目的にPSPを買っているのでしょうか?
 外国人(アジア向け)の買い占めなんかも囁かれていますが、結局外国人であろうが、中高生であろうが、エミュレータ(不正ROM)や携帯音楽プレーヤーのような多目的携帯電子機器に使われるのは確かでしょう。しかし、そんな使われ方をしてもSCEには一銭も利益(ロイヤリティ)が転がり込んでくるわけではありません。ましてPSP本体は黒字化が達成されているとは考え難く、商売としては前途多難な感じがします。
 少なくともサードパーティ向けには「本体が普及しているから売れますよ」というアナウンスは出来ますが、2008年は正規のUMDが売れる市場形成を構築して欲しいです。SCEのために、と言うよりも、PSPでゲームを供給して下さるサードパーティのために。

2010年2月28日|

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2007年の総評 PS2

 2005年から2006年は緩やかな下降を演じていましたが、2007年は対年比ハードは50%ダウン、ソフトは56%ダウンといよいよ世代交代が顕著になったような感じがします。ハードよりもソフトの凋落が大きいのが気になりますが、ハードの買い換えの際にPS2PS3とは行かずに、PS2→PS2とはという流れがあったのが1つの原因でしょう。尤もPS2の壊れやすさは今更改善のしようがないのでしょうが。
 PS2はSCEに於いて唯一のドル箱です。PS3が大量に赤字を垂れ流してくれているお陰でPS2の黒字は焼け石に水という感じもしないではないですが、PS2のロイヤリティ収入は海外でも生きていますので、結構馬鹿に出来ないお金を稼ぎ出してくれています。
 しかし、先にも述べたように、ソフトの売上も大きく落ち込み、2008年も涼宮ハルヒの戸惑ガンダム無双Special等が控えているとは言え、半減は免れないでしょう。そうなってくると、いよいよSCEの浮沈を左右するのがPS3というわけなんですけども、どうなるんでしょうかねぇ。兎も角、PS2としては出来るだけ現行機として留まり、衰退速度を抑えなければいけないのは確かです。

2010年2月28日|

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PSP-3000に新色登場

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、新型PSPPSP-3000)の本体色として、新色の「バイブラント・ブルー」(PSP-3000 VB)、「ラディアント・レッド」(PSP-3000 RR)を3月5日より、「ブライト・イエロー」(PSP-3000 BY)、「スピリティッド・グリーン」(PSP-3000 SG)を3月19日より、それぞれ19800円で発売します。また、カラーバリエーションに併せたバリューパックもいつも通り発売されます。
 これでカラーバリエーションは全7色となり、色数だけを見ればDSi(現在2色)より圧倒的に優位に立ちました。今回は「カーニバルカラーズ」と銘打ってバリエーション強化に力を入れていますので、同梱版と併せて普及の底上げが期待できます。

 ところで、同梱版と言えば、現在AmazonではPSPとパタポン2がセットになったギフトパックが21%OFFの18810円と大変お買い得となっています。カラーに拘らないのであれば、かなりお買い得ですので、PSPの購入を考えておられるなら、この機会に是非ご購入されては如何でしょうか。

1月28日追記
 本日確認したところ、19800円に値上がっています。さすがに単品よりも同梱版の方が安いのは異常だということに気付いたのでしょうか。

2010年2月27日|

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PS3撤退論を考える2

 昨日ソニーが2600億円の営業赤字に陥ったことが発表されました。ゲーム部門は今期の赤字幅が見込みの400億円から300億円増えて、約700億円の営業赤字の見込みです。
 しかし、今期の赤字はどう言い訳をしても回避することはできませんでした。なぜなら、仮にドル・ユーロに対して20円安に見積もっても未だ赤字は解消されないからです。仮に30円の円安なら黒字化するでしょうが、そんな楽観的(妄想的)では経営者として失格です。
 また、不況で売れなかっただけ、という言い訳も虚しいだけです。実際年間販売台数はXbox360よりも下回っていましたし。
 では、本体価格が高かったからだ、という言い訳はどうでしょう。一見正論のように聞こえますが、それなら「その価格で買いたいと思える本体を発売しなかったのが悪い」と一蹴されるだけです。実際、PS3に勝ったXbox360でさえ、Wiiよりも安く販売されるようになりましたが、それでも2008年の本体販売台数はWii>Xbox360×2、つまりダブルスコアでWiiの圧勝となっています。つまり、その価格でそれ以上の満足を供給できる本体が買われているだけの話なのです。

 さて、漸く撤退論の話に入りますが、今回はPS3の役割から考えてみたいと思います。PS3はブルーレイを普及させるため、HD-DVDと競合し、次世代ディスクとしての覇権を確立するためのものでした。ところが、幸か不幸か早々にHD-DVDは敗れ去り、次世代ディスクはブルーレイに決定しました。しかし、それによってPS3の存続意義が一つ失われることになりました。
 もし慢性的な赤字を解消できないのであれば、ソニー全体を考えるとお荷物になってしまいかねず、過半数を占める外国人投資家が事業撤退を唱えると、「ブルーレイ普及のためのもの」というカードを失ったことは大きく、それに抗うことは難しくなってしまうでしょう。ただでさえ、ソニー本社はエレクトロニクス部門(特に液晶テレビ)に力を入れるようなことを言っています。唯一の黒字部門であるPS2部門は今後も衰退の一途を辿ります。PSP・PS3部門を改善無くしてSCEの今後の発展は考えられません。今一度長期目標を立て直す必要に迫られているのではないでしょうか。

2010年2月23日|

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ファイナルファンタジー13 同梱商法

 DVD版の完成型としてブルーレイディスク版としてファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリートの発売日が正式に決定しました。本作はDVD版に30分ほどの追加シーンや一部変更などが施されています。
 個人的にはCGこそ綺麗かったのですが、ストーリーが駄目駄目でした。FF7自体をプレイしていないから、と言うことを差し引いてももう少し惹き付けるものが必要だと思います。私の場合、半分くらい見たところで、ストーリーを追うのを諦めてCGを眺めていた感じでした。そして、理解を深めるためにもう一度見ようという気さえ起きませんでした。果たして、今作ではその追加・変更で見るに耐えられる完成度になっているのかが気になりますが、私は見ません。

 さて、そんなBDは4900円で発売されますが、ファイナルファンタジー13体験版の同梱版も発売されます。価格は5900円です。
 体験版だけで1000円もすると考えるのか、体験版をたった1000円でプレイできるのかと考えるのか、それとも5900円で抱き合わせにFF7ACが付いてくると考えるのかは人それぞれですが、どうせならFF13体験版を単体で1000円で発売するくらいの度胸が欲しかったです。これではFF13体験版をダシにFF7ACの売上を上げようという魂胆が見え見えです。
 また、そんなごたごたをよそに、PS3同梱版まで登場します。しかも、160GBの大容量タイプなのですが、何故この時期にゲームではないものに対して最優遇されるのかも疑問です。FF13同梱版なら話は分かりますが。因みに価格は49980円となっていますので、実質4000円が容量倍増分にあたります。

2010年2月21日|

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PS3撤退論を考える

 前回の話で完結しても良かったのですが、ソニーが14年ぶりに営業赤字へ転落するという報道がありましたので、もう少し現実を見て考察したいと思います。

 そもそもソニー(今回はSCEではなく、ソニー全体として考えます)は任天堂に比べて数倍の資産を保有しています。そして現預金を除けば数十倍とその差は更に広がります。それなのに、何故事業の統廃合をしなければならないのか、それは簡単にいうと円高と販売不振による業績の悪化です。
 今期だけが悪くて来期以降回復するというのであれば楽観視できますが、来期以降も回復の見通しがあるとは言い難く、そうなってくると今までは製品を作り出していた工場が減価償却だけが嵩む金食い虫と化してしまいます。当然従業員等も同じです。銀行は資金を貸してくれなくなり→運転資金が回らず→倒産、という最悪のシナリオを描く可能性はあり得ないとは言い切れません。
 そういうリスクを回避するためにも、事業の一つや二つを切り捨てる決断もあり得るのです。そうなると、その選択肢の一つに上げられるのがゲーム事業ということになってしまいます。長期的に見ればPS3の黒字を見込めるのでしょうが、今期も間違いなく赤字です。しかも円高が現状のままなら次期の赤字も確定的です。おまけにゲーム事業の屋台骨を支えているPS2市場はさらに縮小します。ソフトバンクのADSL事業は多額の赤字を垂れ流していましたが、一応計画通り進んでいたのでまだ良かったのですが、PSP・PS3はともに販売台数の下方修正を繰り返してきた歴史がありますので、よりいっそう厳しく見積もらざるを得ないのです。
 PS3から現行他機種に鞍替え・移植という流れが多いですが、現行他機種からPS3という流れは極端に少ないのも気になるところです。いずれにしろSCEにはPS3を値下げ以外での方法で、魅力あるハードに育てる戦略を練って貰いたいものです。

2010年2月13日|

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世界市場で見たPSP

 先日マルガの湖畔さんで、あるデータが発表されました。元々はイギリスの機種別ソフト販売比率は世界の機種別ソフト販売比率とほぼ同じになるので、世界の縮図として使えます、という趣旨のものでした。しかし、その中で興味深い数字がありました。それは2008年1~9月きの世界ソフト出荷本数です。
 これを見る限り、WiiPS3の本体に対するソフトの出荷割合は約3本あり、9か月の期間でのこの数値は、ソフトの販売が順調だということが伺えます。Xbox360の数字は判明していませんが、マルガさんの理論を借りれば約4本出荷していると推測されますので、これも順調といえるでしょう。また、PS2に関しては約0.6本と1本を切っていますが、世代交代で既に稼働していない本体も多いことを考えれば仕方のない数字でしょう。
 一方の携帯機の方は苦戦しています。DSは約1.6本となっており、2007年のフィーバーから考えれば落ち着いてしまっています。ただ、DSの場合は本体で赤字を出していないため、経営的に健全です。また、任天堂ハードのソフトは10~12月期に多く売れる傾向がありますので、厳しいながらも利益は確保できるでしょう。その一方、PSPは約0.9本と日本市場だけを見ていると想像以上に苦戦していることが分かります。逆に言えば日本ではMHP2Gにどれだけ救われたかということです。現に、PS2・PS3は海外比率80%以上あるのに対し、PSPは70%強と伸びていません。しかもPSPはPS3ほどではないにしろ本体販売で赤字を出しています。場合によってはフェードアウト?ということを書こうとしたら、マルガさんで新たに更新されていました。

 ところで、よく「赤字で出しているハードは機能の割に安く、逆に黒字で出しているハードはユーザーに還元されていない」といわれる方がいますが、これは大きく間違っていると思います。それは赤字で出そうが機能が優れていようが、「ユーザーがその価格では買いたくない」から売れないわけで、その逆に機能の割に高い価格のハードでも「その価格でも買いたい」から買うわけなんです。何もそれはゲームのハードだけに当てはまるものではなく、ソフトでも家電でもお菓子でも住宅でも何でもそうです。そもそも企業は利益を出さなければ存続できないのですから。

 なんてことを書いていたら更に速報が!GIZMODOにてPS3撤退か?のニュースが流れていました。但し、これは憶測記事なんですが。しかし、強ちないとも言い切れないですね。例えばドリームキャストも今のPS3と同じくらいの出荷量ですし。しかしご安心を。ドリームキャストの場合は撤退発表後の方が売上が伸びてますし、PS3も1ゲーム機ではなくブルーレイ促進の陣頭を担っているわけですので、そう簡単には撤退はあり得ないかと。それよりも独自規格(UMD)のPSPの方が‥‥。

2010年2月12日|

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グランツーリスモ5プロローグ

 初週10万本、翌週3万本を売り上げ、早くもプレイステーション3の歴代売上トップ10に名乗りを上げました。しかも、このランキングにはオンライン販売は対象外とのこと。ということは更に売上が上積みされると思われるのですが、果たしてどうでしょうか。
 グランツーリスモ5プロローグのパッケージ版は定価4980円の値付けがされています。これをベータ版のくせにと考えるのか、ブルーレイの熟れていないメディアの割に割安で、戦略的な価格設定だと考えるのかは兎も角として、一方のダウンロード版は4500円と設定されています。この価格差、しかもパッケージ版は割引販売されいている為実勢価格4180円~4480円となっており、既にダウンロード版よりも安価となっています。
 ハッキリ言って、ダウンロード版には魅力を感じません。いくらページ数が少ないとはいえパッケージ版には取説がありますし、ディスクメディアであるので他のPS3で遊ぶことも出来ます。何より、飽きてしまえば売ることにより幾らかのお金が戻ってきます。他にもパッケージ版を量販店などで買えばポイントも付きます。一方のダウンロード版は支払い方法が限られるというデメリットもあります。
 と、一方的にせめてもアレなので、ダウンロード版の利点を敢えて述べます。パッケージを作らなくても良いので自然環境に易しい、買いに行く手間がかからない、流通を通さないのでSCEにより多くの利益を寄与出来きます。
 ここまでメリットを高らかに宣言したとしても、このメリットどれほどのユーザーが感じているか、を考えると、恐らく皆無ではないかと想像出来ます。ダウンロード販売するならもう少し安い価格設定(新製品なら3割引くらい?)にすべきだと思います。ただ、流通に遠慮しての結果だとしたら、多少は察してあげたいという気持ちもありますが。

2010年2月 8日|

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白騎士物語 一抹の不安

 ローグギャラクシーレイトン教授シリーズでお馴染みにレベルファイブが開発したRPG、白騎士物語がいよいよ明日発売されます。このソフトはPS3キラータイトルの一つとして長きに渡り期待され続けていました。
 が、今週号のファミ通クロスレビューでは合計29点と、シルバーの殿堂入りさえ果たせませんでした。元々クロスレビューの信頼性がないことは前々から唱えていたので、低い点数ということだけを見ればそれほど問題ではありません。その程度の点数でも滅茶苦茶面白いソフトも多数存在していますし。しかし、ファミ通でことあるごとにプッシュし続けていた作品、しかも大作にもかかわらず、手心を加えても殿堂入りを果たせないというところに大きな問題が潜んでいます。特にシステム面で辛い評価になったようで、この辺りを改善しないままの製品化は年末にねじ込むために妥協した(せざるを得なかった?)のではないかと勘ぐってしまいます。
 一つ間違えれば地雷ソフトになりかねませんので、購入を迷っておられるなら周りの評価を待ってからでも遅くはないでしょう。

 それに関連して気になるのは同じ開発会社が制作しているドラゴンクエスト9の出来です。ドラクエ9は年度末に間に合うように発売される予定ですが、同じように調整不足で発売されるとしたら、最悪レベルファイブの開発会社としての信用に関わってしまいます。発売元の意向も大事でしょうが、ユーザーの期待を裏切らない完成度の高い製品を完成させるまで製品にしないように折衝する(当然発売日の発表は控える)ことも大事なのではないでしょうか。

2010年1月24日|

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