2009年4月の記事一覧

PS3本体の値下げの考察

 キラーソフトの展開と併せて囁かれている噂として、プレイステーション3本体の値下げのXデーはいつになるか、ということなのですが、結論として年内は無いと言えると思います。
 単純にゲーム機としてだけ捉えれば、Wiiと比べて本体は1/3、ソフトに至っては1/5にも満たないシェアしか確保できてません。それを覆す起爆剤として、値下げという手段は効果はありそうな感じを受けます。しかし、その効果が目に見えて現れるのは非常に短い期間だけです。実際ゲームキューブワンダースワンなどはそうでした。ドリームキャストは製造中止のアナウンス&本体を赤字出血大サービスの50%OFFのため、少々事情が異なりましたが。
 それよりもソフトの牽引力の方がずっと強く、プレイステーションが躍進したのも、RPGの双璧であるファイナルファンタジードラゴンクエストをはじめとしたゲームを自陣営に引き込めたからです。そして現在のWiiの強さもWiiスポーツスマブラXヴァーチャルコンソール等のソフトなのです。

 一方、PS3をAV機器として捉えた場合はどうでしょう。SCEではなく、ソニーという括りから長期的に見ると、PS3のゲーム事業よりもブルーレイディスクの方が息が長く特許収入も多いでしょう。そう考えるならば、PS3はブルーレイディスクを戦略的に普及させる商品であり、HD_DVDが撤退しつつある今、ブルーレイディスクは早かれ遅かれ標準化の道を歩むことはほぼ決定づけられていると言えるでしょう。


<続きます。>

2009年4月20日|

カテゴリー:プレイステーション

メタルギアソリッド4 発売日決定など

 コナミから発売予定のプレイステーション3のキラーソフトであり、希望の星であるメタルギアソリッド4が6月12日に発売されることが決定しました。一方ソフトの価格は通常版が8800円、スペシャルエディションが9800円、プレミアムパックが51800円となっています。
 通常版はメタルギアソリッド4にオンラインディスク(スターターパック)がついています。スペシャルエディションは通常版に特典映像ブルーレイディスクがついています。プレミアムパックはスペシャルエディションにPS3本体がついています。
 普通に考えればスペシャルエディションは9800円+39800円=49600円となりますので、2200円割高と感じてしまいますが、このセットにはデュアルショック3も同梱されます。元々このソフトには振動機能が不可欠だと言われてただけあって、粋な計らいではないでしょうか。但し、単体での購入で振動機能を必要とするならば、デュアルショック3は別に購入する必要がありますが。
 1000円プラスで映像特典がつくということもあり、スペシャルエディションが人気のようです。その一方で、満を持してPS3を購入する人はプレミアムパックを買い求めるでしょう。その時に、プレミアムパックが欲しいと思っているユーザーに十分行き渡るかは非常に重要なことだと思います。

2009年4月20日|

カテゴリー:プレイステーション

近視眼的な投資家

 前回も取り上げた任天堂の株ですが、ここ最近は2.5~2.8万付近を軟調に推移しています。景気後退や円高など、株式市場自体の冷え込みという大局以外にも、任天堂自体もニンテンドーDSWiiとも国内では売上が目標に満たないということもあり、株価が上がらない要因になっているようです。
 しかし、海外に目を向けると全く異なった状態です。DS・Wii共に、あるだけ売れる状態が未だに続いています。この現象はWiiFitを初めとする一部のソフトでも見ることが出来ます。その結果、任天堂の海外比率は前年度の80%から89%に引き上がっています。ですので国内で20%減だとしても海外は50%アップ、トータルでは40%のアップとなります。

 ところが、投資家は何故か日本の市場をもって業績が悪化したと考えているのか、現状以上の株価下落の憂き目に遭っています。
 因みに、任天堂はキャッシュリッチの企業として知られていますが、資産の大半は現預金で有価証券の割合が非常に少ないのも特徴です。つまり、上場企業の株価が下落したからといって本来引きつられて下がる企業ではありません。また、現状では物の価値が下がる=現金の価値が上がるという構図ですので、現預金を資産として持っている企業は有価証券や土地(場合によっては貸付金も含める)を資産として持っている企業よりも強いのです。

 因みに、業績の上方修正や円高による下方修正など、四半期決算前におおかた予測できることでも発表後に乱高下することも度々ありますが、その度に如何に投資家として情報収集が疎かなのかが露呈して、ついつい目を覆いたくなります。
 兎にも角にも、現在の任天堂の株価は非常に安い水準と言わざるを得ません。但し、単元あたり260万円は一般の人には少々高いのもまた事実です。株式電子化も済んでいることですし、そろそろ単元株数引き下げを実行して欲しいところです。

※当方は株式投資はいっさいしておりません。また、この情報を元に損失が発生しても当方はいっさい責任を負えません。株式の取引は個々の責任に於いて実行して下さい。

2009年4月10日|

カテゴリー:その他のゲーム

ジョイメカファイト

 3月13日からバーチャルコンソールで配信開始予定のソフトの1つに、ジョイメカファイトというソフトがあります。このソフトはファミコン後期に発売されたため売上は芳しくありませんでしたが、良くできたゲームでした。
 当時はストリートファイターIIなど格闘ゲームが流行っていました。ファミコンのアクションゲームでは32ドット程度のキャラしか操作できませんでしたが、スーパーファミコンになって、画面の高さの1/3程度のキャラも動かせるようになり、表現もかなり自由が利くようになりました。しかし、ジョイメカファイトはファミコンのソフトです。今更ファミコンでせせこましい表現で格闘ゲームが出ても‥‥と当時は思いました。
 しかし、いざゲームをプレイすると評価は一変しました。胴体や手足を分離させるという発想により、当時のどの格闘ゲームよりもキャラが軽快に動くからです。そしてキャラの大きさも遜色がありませんでした。また、胴体や手足を円形等にすることにより、キャラクターの絵の枚数を減らせたという効果ももたらしました。
 格闘ゲームとしてはマイナーですが、チュートリアルがあったり操作するボタンが少ないなど、初心者にも易しいゲームです。500Wiiポイントとリーズナブルな価格ですので、気軽にダウンロード出来そうです。

2009年4月10日|

カテゴリー:Wii(ウィー)

マリオ&ソニック AT 北京オリンピック レビュー

 任天堂から1月17日に発売されたマリオ&ソニックAT北京オリンピックをレビューします。同名ゲームは昨年11月にWiiでも発売されましたが、100m走等のポピュラーな競技を除き、収録されている競技は殆ど入れ替わっています。操作法が全く異なることなどからの配慮が伺えます。
 個人的にはWii版を見た後では画像の劣りが気になってしまうところですが、それでも操作性としてはDS版の方がしっくりしているので、こちらの方がより好きです。特に射撃とか。WiiでもFPSとかで撃てるのですが、Wiiリモコンで狙うのがまだ慣れていないので、あくまでも現時点の個人的な感想として捉えて貰えればと思います。
 その一方、ハンマー投げはもう少し補足説明が欲しかったです。ビックリマークの表示と同時に投擲しなければ飛距離が出ないということが暫くわかりませんでした。また、折角Wi-Fiが活用できるのに、実際にはランキング登録ぐらいにしか利用できないのは残念です。ネット対戦も実装して欲しかったところです。
 マリオパーティのようなテイストながら、種類が少ない分1つ1つがより面白くなっている感じです。対戦ではあっという間に時間が経過してしまいますので注意が必要ですが、オリンピック気分を一足先に楽しみましょう。

2009年4月 5日|

カテゴリー:ニンテンドーDS

ダービータイム オンライン サービス終了

 PS3で発売されていましたダービータイム オンラインですが、6月2日をもってオンラインサービスが終了することとなりました。サービス期間は6か月と20日間とスピード終了となるものの、パッケージに記載されている最低保証期間の半年を辛うじて超えています。しかし企業倫理としてはどうなのかと思います。
 このソフトは基本的にオフラインでも遊べますが、馬を手に入れるためには(ラグが酷くても)オンライン対戦で獲得するメダルが必要になるため、オンラインサービスが終了すると、実質遊べなくなってしまいます。例えばドラゴンクエスト3で言うとアリアハンのみで遊べというものです。これでどの程度楽しめるのか、ということを考えていただければ解ると思います。
 「オンラインは無料だし、最低保証期間は遊べるのだから良いんじゃない。そもそも販売本数もたいしたことないし」という意見もありますが、ただでさえオンライン部分の完成度が低かったことも相まって、これでは1か月1000円強の有料ベータテストに付き合わされただけ、という不満が出てくることにも頷けます。そして、この倫理観を無視した打ち切りをよりにもよってファーストのSCEが行うのが‥‥。今後はオンラインに特化したソフトは、最低保証期間だけオンラインに対応することを前提にユーザーが選別していくことも考えられます。
 今回の施策が目の前の利益を確保する良策となりますか、今後の売上を減らす布石となりますか、気になるところでもあります。

2009年4月 5日|

カテゴリー:プレイステーション

PS3バージョンアップ?

 今回は、問屋から「3月はPS3が出荷調整されるらしいです」という報告を受けたゲーム屋の話をうけての話題です。

 ブルーレイの映画版、ファイナルファンタジー同梱のPS3が発売されることもあり、160GBタイプのPS3が単体で発売されるのではないか、という憶測も流れていますが、個人的には少し違うと思っています。
 2010年3月度のSCEの業績を黒字にするために今年度の在庫を圧縮して赤字を先行して計上するのではないか、と見ています。逆に来年度は在庫を増やしてその代わり仕掛品を減らして‥‥などの工作が横行しそうです。
 もう一つの可能性として、龍が如く3バイオハザード5の為に本体が品薄になる可能性があります。その可能性を見越して量販店などが本体確保に走った結果、小規模小売店に商品が入らない=(パワーバランスに屈したとは言い難いため)出荷調整という言葉で濁した、と言うことも考えられます。
 どちらにしろ、大型ソフトが揃う今年最大規模の商機でチャンスロスを発生させたとなると勿体ないでは済まされない事態です。SCEは販売店・ユーザーのニーズに応えられる本体の確保をお願いしたいところです。

2009年4月 3日|

カテゴリー:プレイステーション